STORY

2002年9月。平凡な旅行代理店の所長だった古葉完治(椎名桔平)は、借金の取り立てにきた暴力団・御殿川組の若社長をはずみで殺害してしまい海外へと高飛びする。10年後、北原完治と名を変えた古葉は、南米のカジノでクルピエを務めていた。ところが雇い主のボスから、金の力でカジノの女たちを日本に連れ帰っているという実業家・狭土萬正を暗殺せよという命令が下った。「一週間経っても狭土が生きていた場合、お前は国際指名手配されることになる」と脅された北原は、仕方なく日本に帰国する。こうして震災後の放射能問題で揺れる日本に戻った北原は、狭土の愛人のひとりである伽羅(水川あさみ)と接触。まもなく狭土傘下のタクシー会社で運転手として働く青年ウノ(山本裕典)と引き合わされ、徐々に狭土が秘密にしている恐るべき闇の部分に近づいていく。一方、北原の帰国を聞きつけた凶暴な三姉妹“御殿川シスターズ”をはじめとする、殺された若社長の復讐に燃える御殿川組も動き出した。絶体絶命の北原をめぐる、闇の組織とヤクザという二つの勢力。追う者と追われる者が複雑に絡み合った、この三つ巴のバトルのゆくえはいかに――!?